国の重要無形民俗文化財に指定されている青森ねぶた祭り。
開催期間中は日本だけでなく世界各地から青森ねぶた祭りを見ようと、毎年200万人を超える観光客が集まります。
そんな多くの観光客で町を賑わせる青森ねぶた祭の日程はいつなのか、場所やねぶた祭りの名前の由来など紹介していきます。
青森ねぶた祭りはいつ開催されるの?
青森ねぶた祭りはいつあるのでしょうか?
青森ねぶた祭りは一日二日ではなく一週間あります!一週間もあるといつ行けばいいのか迷いますよね^^;
では、ねぶた祭りの日程とおすすめの日を詳しくご紹介します。
青森ねぶた祭りは毎年8月2日から7日です。曜日は関係なく開催されます。
- 8月1日
(18:00~21:00頃)
青い海公園で前夜祭があります。
(19:00~20:40頃)
第69回浅虫温泉花火大会が開催されます。
- 8月2~3日
(19:10~21:00)
子どもねぶた約15台と、大型ねぶた約15台の運行 - 8月4~6日
(19:10~21:00)
大型ねぶたが約20台運行されます。
8月6日はねぶた大賞のほか各賞が発表され受賞したねぶたが見れます。 - 8月7日
(13:00~15:00)
大型ねぶたが約20台運行されます。
(19:15~21:00頃)
第63回青森花火大会とねぶた海上運行
ねぶた祭りのフィナーレで、花火とともに受賞したねぶた約6台が青森港を運行します。
海上を運行するねぶたは幻想的です。
8月2~3日は子供ねぶた祭りが多いので迫力は少し欠けますが、混雑を避けるなら2~3日が良く、ゆっくり見れます。
8月7日はねぶた祭り自体は昼間のみなので囃子方や跳人は少なくあまり盛り上がりませんが、花火大会は盛り上がります。
これぞ青森ねぶた祭り!を味わうならおすすめの日は8月4~6日です。
特に6日は最終日とあって囃子方や跳人たちもテンションがピークで盛り上がります。
土日と重なると大混雑が予想されますので気をつけてくださいね。
ちなみに、ねぶた祭りは雨天でもねぶたにビニールをかぶせて運行します。今まで中止になったことはないそうですよ。
青森ねぶた祭りの会場はどこ?
さて、ねぶた祭りが開催される場所ですが、前夜祭や花火大会の場所など詳しくご案内します。
- 8月1日
前夜祭の会場は「青い海公園」で開催されます。
青い海公園は青森駅から近い場所にあります。青い海公園のすぐそばに青森県観光物産館アスパムがあり青森のお土産が買えたり、飲食店や休憩所もあります。アスパムの裏には「ねぶたラッセランド」があり大型ねぶた全台を見ることが出来ますよ。第69回浅虫温泉花火大会の会場は、浅虫温泉駅の目の前にある浅虫海浜公園です。
- 8月2~7日
青森ねぶた祭りの運行コースは新町通り→平和公園通り→国道→八甲通りねぶた祭りの運行コースは青森駅から少し離れていますが、一番近い八甲通りまでは徒歩10分ほどです。8月7日は運行は昼間のみです。19時15分頃から花火大会と受賞したねぶたが青森湾を海上運行します。
青森ねぶた祭りの由来
ねぶた祭りとは何か、名前の由来は何なのでしょうか?
「ねぶた」というのは「ねむた」が次第になまったもので「眠り流し」という行事から来たのです。
眠り流しの行事は、秋の刈り入れの前に七夕に木の枝や藁人形を流すというもので、労働を妨げる睡魔を取り払うために行われました。
そして、青森ねぶた祭りのときの掛け声「ラッセーラーラッセーラー」も有名ですがどういう意味なんでしょうか?
青森では旧盆の8月の七夕に精霊流しをする際に灯篭に入れるロウソクを家々を回って集めていました。そのときの掛け声で、「ラッセ」は「出せ」という意味と言われています。
諸説あります。
まとめ
青森ねぶた祭りが盛り上がる日は8月4~6日ですが、前夜祭や花火大会など含め一週間開催されますので行ける日に行ってみて下さいね^^