子供が発熱し病院では「夏風邪」と診断されたけど、なかなか治らない!
風邪ってこんなに長引くものだっけ?しかも高熱で子供が苦しそう(>_<)
親としてはどうにかしてあげたいですよね。
夏の風邪は冬の風邪とウイルスが違います。夏の風邪には夏の風邪の対処法があります。
また、長引く理由や解熱剤の使用のタイミングはいつなのか見ていきましょう。
子供の夏風邪で高熱が長引く理由
子供の高熱が長引き本当に夏風邪なのか心配になりますよね。
夏風邪の発熱は3~4日くらいで解熱しますが、お子さんによっては1週間かかある時もあります。
子供は免疫機能が未熟なので体を守るために高熱になりやすく、発熱も続きやすいそうです。
また、朝晩や屋内と屋外の気温差で自律神経が乱れたり、夏の暑さで体力も奪われてしまい、またぶり返すということも原因の一つです。
夏風邪の原因の多くはウイルス感染で、根本的な治療はありません。
治せるのは自己免疫力のみなので自然に熱が下がって風邪が治るのを待つしかないのです。
4日以上続くようであれば他の病気にかかっている場合もあるので再受診されてみてください。
夏風邪で子供の高熱の対処法
病院で診てもらい「夏風邪」と言われたけど、子どもが高熱で辛そうにしている姿は可哀想で落ち着きませんよね(>_<)
夏風邪のほとんどはウィルス性です。ウイルス性の風邪には抗生物質(菌を殺す薬)は効きません。
ですので、子供の自己免疫力で治るのを待つしかないのです。
病院で出されるお薬は夏風邪を治す薬ではなく、咳を出にくくする薬や痰を出やすくする薬などです。
夏風邪で子供が高熱を出しているときの対処法は
- 高熱だと脱水になりやすいのでこまめに水分を飲ませてあげてください。
- 熱のみで元気であれば水分補給中心で消化に良い物や子どもが食べたいものを食べさせる。
こども用イオン水や経口補水液などがおすすめです。 - 部屋の温度が高いと体温が下がりにくくこもってさらに高くなってしまいます。
エアコンの温度は28度くらいでつけてあげてくださいね。 - 首の付け根や脇の下、足の付け根を保冷剤(なければ氷をナイロン袋に入れて)を当てて冷やしてあげると良いですよ。
冷やし過ぎると子供は皮膚が薄いので、今度は寒がって震えはじめてしまいすので気を付けて適度に冷やしてください。 - 風邪の治りかけの熱が下がる時に汗をたくさんかきます。汗をかくことで体にこもった熱を発散して体温調節している。
- 汗を書いたら着替える。
おしゃべりができる年齢の子であれば、お腹が痛いや喉が痛いなど異常があれば伝えれると思います。
おしゃべりが出来ないお子さんなら、「水分が取れていない」「おしっこが出ない」「ぐったりしている」などの症状がみられたり、子供の様子によって判断して受診してくださいね。
うちの子が夏風邪をひいたときの話なんですが。
「お菓子でも子供が食べたいものを食べさせる」というのをママ友から聞いて最初「栄養面でどうなの!?」って思っていたんですが、これほんと良かったです!
うちの子が夏風邪で食欲がなく好きなヨーグルトもチョコも食べないほど何も食べずで、なんとか水は飲んでくれる状態だったんですが、次の日の朝は解熱剤の効果もあってか熱が少し下がっていて、少し元気になっていたので抱っこして近くのドラッグストアに経口補水液を買いに行くことにしました。
「なんか食べたいものある?」って聞くといつもは選ばないポテトチップスをサッと選び「これ食べる」というので買って帰って、さっそく食べさせてみると、「おいしいおいしい」ってめちゃくちゃ食べるんですよ!
すると、熱はあったもののいつもの元気な姿になって翌日は熱もさがりすっかり良くなった。ということがありました(^^)
栄養のつく物を食べてほしいところですが、ポテトチップスを本能的に欲していたんだなぁと。笑
あくまでもうちの子の場合ですが…^^;
子供の夏風邪で高熱のとき解熱剤のタイミングはいつ?
解熱剤は高熱が治る薬ではなく一時的に熱を下げるものです。
解熱剤の効果が切れるとまた熱は上がります。
解熱剤を使うタイミングは
- 高熱が続いていてぐったりしている
- グズってなかなか寝付けない
- 水分が取れない
解熱剤が効いてくると子供は楽になりス~っと眠ってくれたりします。
しかし、高熱でも元気で食欲もあり睡眠もとれているなら解熱剤を使わなくても大丈夫です。
お医者さんに「水分補給と睡眠が大切」と教えてもらったことがあります。
解熱剤を使って熱を下げて眠らせてあげたり、水分や食事が摂れるようにして体力の消耗を軽減させてあげましょう。
4~6時間たつと効果も切れてきて熱も上がりだします。またしばらく熱が自然に下がるまで看病頑張ってください。
まとめ
夏風邪を治すには子供の自己免疫力のみです。高熱が出たら水分と十分な睡眠がとれるようにしてあげてくださいね。
日ごろから生活習慣と手洗いうがいをしっかりして予防しましょう。