「子どもはほめて育てよ」ってよく聞くけど、叱るより褒める方がなんか難しい気がする・・・
そもそもほめて育てるってどういうこと?具体的にどうほめたらいいのか分からない。
そんなママに、2歳・3歳児の効果的な褒め方をご紹介します。
ほめて育てる子育てとは?
「ほめて育てる」とは決して子どもを「叱ってはいけない」という事ではないのです。
2歳・3歳児は基本的な生活習慣や社会のルールを身につけていく時期なので、叱ることが多く褒めることが少ないです。
褒めることが少ない中で、子どもが何かできたり、たとえ失敗したとしてもちょっとした良い点に気づき褒めてあげることで自身がつき積極性が育ち、子供の自立につながります。これが「ほめて育てる」というねらいです。
また、ほめるというのは「えらい!」「早かったね」と結果を評価するのではないです。
例えば、子どもが自分で靴下を履こうとしているときに「頑張っているね」とその頑張りを認める。靴下が履けたら「出来た!やったね」と共感してあげる。
2歳・3歳児はなんでも自分でやりたい気持ちが育つ時期です。「頑張っているね」「よかったね」とたくさん褒められて育つと自分に自信が持ていろいろなことに積極的に取り組む意欲が育ちます。
ただし、子どもが危険なことをしたり、友達をたたいたりと悪いことをしたときはきちんと叱ることも大切です。
逆に叱られてばかりだと何をするにも自信が持てなくなってしまします。頑張って一人で着替えようとしているのに親がイライラして「早く」と言ったり親が着せてしまうと子供の意欲がなくなってしまいます。
2歳・3歳児は自分でやりたいという時期です。出来ないこと失敗することはたくさんありますが、一人で頑張ってやろうとした努力を褒めてあげてくださいね。
どんな褒め方をしたらいいのか分からない
子どもはまだまだ出来ないことの方が多いです。時間がかかるし出来ないことにイライラして腹が立つことがあってもそこはぐっと我慢して頑張ってやろうとした過程をほめてあげてください。
例えば
朝、自分で服を着替えようとしたけどなかなか思うように行かず泣いてしまったときは「ひとりでお着替えしようとしたんだね」
転んだけど泣かなかったら「泣かなかったね。我慢できたね」
ごはんの後片づけを手伝ってくれようとしてお皿を落としてしまったときは「手伝ってくれようとしてありがとう」
ハミガキで仕上げ磨きを嫌がらずに出来たら「キレイになって気持ちいいね」
と子どもの言動を親が言葉にして伝えてあげるといいです。「自分のことを見てくれている」という安心感が子どもの自立を促します。
そうは言っても、なかなか難しいですよね?理解していてもいざその場面になると怒っちゃうこともあります。
わたしは、子どものこれからの成長の為だと思うと気持ちが落ち着きました。この先ずーっと続くわけではないですし、今だけの辛抱だと思って。
家事や仕事など忙しく褒める時間がない、タイミングがない方はスキンシップをする時間を作りましょう。
ちょっと手を止めて少しの時間でも抱っこしたり、子どもの要求に応じてあげたりとスキンシップを心がけてあげることを大切に。
まとめ
出来ないことばかりに目を向けないで、子どもがチャレンジした意欲をほめましょう。たくさん褒められて育つと、自己肯定感や積極的に取り組む意欲がはぐくまれます。
もちろん、善悪の判断が間違っていたらきちんと叱ることも大切です。